競馬におけるジャパンカップとは日本国内のGⅠレースであり、1981年に日本初の国際招待競走として誕生しました。
1970年代の後半から、日本競馬界は「世界に通用する強い馬づくり」を目指しており、ようやく創設された国際舞台だったのですが、
日本の有力馬たちは世界の名馬たちに大苦戦を強いられます。
最初の10年間で、日本馬の優勝はたった2回であり、あとの8勝は外国馬に掻っ攫われました。
フランスのGⅠレースで世界最高峰のレースと称される凱旋門賞に歴代の日本馬が数々参戦し、未だ優勝を手にしていないのに対し、
過去のジャパンカップでは外国馬の強さをまざまざと見せつけられました。

しかし近年ではその様子が変わってきています。
あのディープインパクトが2006年にジャパンカップを制してから10年間連続で日本馬が1着に輝いています。
参加している外国馬の質にもよりますが、日本競馬界が成長を遂げている表れだとも言えます。
さて、このジャパンカップという舞台に強いと言える騎手は誰でしょうか。
国際招待競走ということもあって、外国人ジョッキーの多くが栄冠を手にしています。
あの世界ナンバーワンジョッキーとも称されるL.デットーリも3度の優勝を経験しており、日本競馬界の重鎮・武豊騎手が最高の騎手と認めるO.ペリエも2度制覇しています。
参加しているレース数が少ない中、やはりこの2人は流石の一言です。

では、日本人ジョッキーではどうでしょうか。
実はL.デットーリと同じく3勝しているジョッキーが2人います。それが武豊と岩田康誠です。
両名とも日本を代表するジョッキーですが、乗り方は全然違います。
武豊は秀才タイプで、騎乗フォームも綺麗。なるべく馬に負担をかけないような人馬一体型の乗り方をします。
対して岩田は剛腕を活かし、馬の力を最大限に発揮しようと外国人さながらの迫力のある追い方で、一流外国人ジョッキーにも引けをとらないようなレースを見せてくれます。
やはり世界の有力馬と、一流のジョッキーが集まるジャパンカップですので、世界と戦えるようなジョッキーでなければ1着を獲るのは難しいのでしょう。
この日本を代表する名ジョッキーである武豊と岩田康誠が、日本人であればジャパンカップに強いジョッキーだと言えます。
ただ、もしどちらかに軍配を上げるとすれば岩田騎手の方を挙げたいです。
武豊のジャパンカップ1勝分は、あの日本最強馬・ディープインパクトの1勝なので、どちらかを選ぶのであれば岩田騎手という結論です。